<ひとりでできたらな>
みそ汁作りの一つひとつはうまくなったA子さんです。
でも、「次はそれよ」「あれじゃなくてこっち」とお母さんが指示しないと行えません。A子さんは、一々指示させるのは「うるさいな」と思っています。
担任の先生に相談したら、「A子さんの家のみそ汁作りの手順を整理してみましょう」と言われました。家のみそ汁作りの手順なんて考えたことないは!
<みそ汁作りの課題分け>
1)エプロンを身につける
2)鍋に水を入れる
3)鍋にだしを入れる
4)鍋をコンロに置く
5)コンロの火をつける
6)具材の皮をむく
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「スケジュール/手順表」とは
子どもが自分で確かめながら、自分のすることを実行していくための手がかりツールの一つです。
- いつ、どこへ行って、何をするのかを示します。時がつながって進むなかで、自分のすることをはっきりさせます。
- 物事の手順ややり方、程度や加減が分かります。行うときのコツやポイント、段取りがつかめます。
- 相手とのやりとり、その場の状況が分かり、判断して動けます。受け答えの仕方、立ち振る舞い方が判断できます。

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課題の小分け
物事の手順を、子どもに分かりやすく小分けにして、行う順序に従い整理するポイントです。コツは「やさしく、単純に」です。
「課題の小分けシート」のダウンロード → 支援ツールユーズ/スケジュール・手順表へ
課題の小分けの例です。子どもが分かっておこなえる小分けを工夫します。 |
コツ1:課題をよく知っておく
- 実際に行う場面で、課題を行いながら、メモして整理しましょう。
- 子どもと一緒にやりながら、様子を観察して、手順を書き出すのも方法です。頭で考えたのと、実際とは異なります。
コツ2:子どもがすることを前向き・簡潔に
- 「○○しない」(否定)、「静かにしている」(状態)、「支援者が△△する」(受け身)のようには書きません。
- 子どもに分かり、その場で使える簡潔なことばで書きます。
コツ3:5W1H(いつ、どこで、誰と、どのように、どんな道具や材料で)を決めておく
- 行う場面や状況もはっきりとさせます。たとえば、行う場所にテープを貼って区切る。一緒に行う人を写真や名札で示す。道具や材料を置く場所にしるしをつける。そして、これらを手順と対応づけます。
コツ4:どのように行うのかを、見て分かる形で示す
- やり方も、場所、道具や材料に名前やしるしをつけて示します。たとえば、「あっち」「ここ」「向こうから」「それ」「そこにあるやつ」「隅から順に」といった曖昧な表現は使いません。「?(のマーク)の場所」「青色矢印(の向き)」「アンパンマン(のシール)の歯ブラシ」「☆(の印)から順に」のようにです。
コツ5:どのくらいするのかを、カウントできる形で示す
- 物事の程度や加減も、量や回数、時間で示します。例えば、「きれいに洗う」「沸騰するまで待つ」ではなく、「10まで数えながらこする」「タイマーを7分にセットして待つ」のようにです。
コツ6:課題に慣れたら、準備や片づけも手順に含めよう
- 誰かが準備してくれないとできない、終わったらやりっ放しでは困ります。手順表の中に、「○○をかたづける」という項目を作ります。片づけてから、「おわりましょう」のあいさつです。
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