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支援ツール・チャレンジモデル
「やさしく言っているのに」「何度(失敗)したら分かるの」「やる気がないの」と考えがち.....
支援ツールによる支援では、子どもが分かって自ら動けるように支援を計画します。
周りからの口出しや指示を少なくして、多くのプラスの評価を得られるようにすることです。
- 前向きにやる気を起こす支援;子どもの行った結果が、周囲から認められる・褒められる機会を確実につくり、子ども本人が大きな達成感を得る
- 自信をもって行える支援;子どもが自分で使える手段があり、自ら行動を組み立てて、すべきことを体得する
- 見通しを身につける支援;子どもが自分で見て分かる手がかりがあり、自ら確認しながら行うことを身につける
- 場面や状況を整える支援;子どもとの関わり方や周りの環境の整え方の共通理解をすすめて、子どもが十分に力を発揮できるようにする
4種の支援ツール
「褒めても利き目がない」「手がかりを見てくれない」「他人にお願いするのは無理だわ」「私にはできません」と考えがち.....
支援ツールによる支援では、子どもへの支援を「支援ツール」という本人に分かりやすく、誰もが協働しやすい形・モノに表します。
- 前向きにやる気を起こす(意欲)→認め合う関係をつくる交換記録ツール。子どもの努力を記録して貯めるチャレンジ日記などです。
- 行動を組み立てて体得する(技術)→実行を助ける手がかりツール。生活習慣・お手伝い・運動などの自助具、コミュニケーション拡大手段などです。
- 見通しを身につける(理解)→自発を促す手がかりツール。時間の経過、物事の手順、相手とのやりとりのためのスケジュール/手順表です。
- 活動しやすい場面や状況を整える(環境)→支援環境を整える協働ツール。支援者に分かってほしいことを伝えるためのサポートブックなどです。
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行動のつながり・行動随伴性
子どもの行動は、それだけが突然に生じるのではなく、周りとの関係により影響を受けています。
- 「子どもの行動」には、それを維持する「結果事象」があり、行動を引き起こすきっかけとなる「先行刺激」があります。
- 加えて、子どもに暗に影響を与える「関連する事柄」があるのです。
- 時間の流れで整理すると、「関連する事柄」−「先行刺激」−「子どもの行動」−「結果事象」のようになります。
このように、子どもの行動を周りとの関係で捉えることを行動随伴性といいます。この見方は、子どもの支援を考えるときに非常に重要な見方です。
発達障害児への支援を行うときに、行動が生じてからの事後対応だけでは、十分な支援となりません。
周りとの関係を無視して単に課題呈示や賞罰を用いることは、その場しのぎで、限定した効果にしかなりません。
行動を援助する・積極的な行動支援
行動随伴性の枠組みに基づいて、現実の場面での子どもの行動を捉えることにより、行動のつながりそのものをよりよく改善していく、効力のある支援を見通しをもって続けることです。
そのそれぞれに支援を考えることにより、ある部分だけに偏ることなく、その場の状況や支援者の思いに左右されない、トータルで一貫した支援が可能となります。
このように、子どもの行動のつながりそのものをよりよく改善していく支援を積極的な行動支援といいます。
支援ツールを使えば、難しい理論や支援技術を知らなくても、教育や福祉の専門職でない方も、いっしょに支援を行えます。
そして、発達障害児者地域で前向きな生活をしていくために必要な、支援的な社会環境・ネットワークの実現をめざすのです。
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